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- 実際、進研ゼミのタブレットってどうなの?
- タブレットを壊したらどうなるの?
タブレット学習についてしっかりと調べてから始めないと、「タブレット保証で費用発生するの!?」と、後悔してしまいます。
この記事では、進研ゼミのタブレット学習「特徴5選とおまけ情報4つ」を紹介しますので、「紙とタブレット、どっちにするか悩む……」という人のタブレットの疑問を全部解決します。
結論!
- 【メリット】
親の負担軽減⇒自動添削、音声解説は神!
学習習慣が身につく⇒自発的に取り組む仕組み満載。 - 【デメリット】
保証費用は年3,600円⇒それでも加入がオススメ。
読解力がつきにくい⇒まずは学習習慣を優先。
それでは解説していきます。
タブレットの特徴5選
タブレットの主な特徴としてデメリット2つ、メリット3つ紹介します。
デメリット
タブレットを壊すと追加費用が必要 読解力がつきにくい
メリット
自動添削で親の負担が軽い! 解説が分かりやすい 学習意欲が高まる
特にデメリットの「追加費用」、メリットの「自動添削」と「解説が丁寧」の3つが要チェックポイントです。
1つずつ解説していきます。
△タブレットを壊すと追加費用が必要 ⇒ 保証非加入の場合39,800円!
進研ゼミのタブレット学習は、追加費用0円で始めることができます。
ただし壊れた場合の交換には追加費用が必要で、保証についても注意が必要です。
オプション保証に加入しなかった場合
- 保証期間は1年間
- 保証対象は「自然故障」に限定初期不良
自然に壊れたなど
※落として壊したり、水をこぼした場合は交換できない - 1年以内でも保証対象外や、2年目以降の交換は39,800円かかる
となっていて、子どもに使わせるには不安な内容ですよね。
そこで、「サポートサービス」というオプション保証が用意されています。
サポートサービスの特徴は
- 加入はタブレット到着前まで限定
- 費用は月200円~(1年生は300円~)
- 交換する場合、追加で3,300円必要
- 保証対象(※初期不良は機器保証でカバーされる)
自然故障
落下
水濡れ
火災など
※兄弟が壊した場合でも可 - 契約は自動更新
- 解約は電話のみ
サポートサービスの加入・非加入で壊れた場合の料金を加入年数別で表にしてみます。
加入の場合は「年3,600円+交換3,300円」、非加入の場合は「39,800円」での比較表です。
加入年数 | サポート料金総額 | 非加入との差額 |
1年目 | 3,600円 | 32,900円 |
2年目 | 7,200円 | 29,300円 |
3年目 | 10,800円 | 25,700円 |
4年目 | 14,400円 | 22,100円 |
5年目 | 18,000円 | 18,500円 |
6年目 | 21,600円 | 14,900円 |
サポート料金は1年契約の場合
例えば1年目に落下で壊してしまった場合、サポート非加入では39,800円掛かりますが、サポート加入は合計6,900円で交換してもらえますので、32,900円お得になります。
同様の計算を全学年でしましたが、1回でも壊してしまった場合、加入していた方がお得という結果でした。
子供の使い方は想像を超えるので、ぜひサポートサービスの加入がオススメです。
子供が壊すとイライラしやすい。これもオススメ理由の1つ
△読解力がつきにくい ⇒ 学習習慣を優先
デメリット2つ目は「読解力がつきにくい」です。
タブレット学習は
- 解説がアニメーションもある
- 選択問題が多く、記述式が少ない
という特徴があります。
「解説はアニメーションもある」という点は、後で紹介する「解説が分かりやすい」というメリットの副作用でもあります。
また、子どもが書いた全ての文章を機械が認識することが難しく、どうしても選択問題が多くなっています。
人がなんとなく理解できる文章でも、機械では理解できない
記述式があると文章の組み立てなどをゼロから考える必要がありますが、選択問題ではすでにある答えから選ぶので、考える深さに違いがでます。
ただ、
- これから勉強を始める1年生
- 勉強が苦手で学校の宿題も分からない
といった子どもには、読解力よりも基礎学力や学習習慣を身に付ける方が大事です。
タブレット学習では読解力がつきにくいのがデメリットではありますが、まずは勉強に対する印象を良くすることを優先した方が良いです。
◎自動添削で親の負担が軽い! ⇒ 即、見直しで苦手箇所も克服しやすい
ここからはメリットの解説で、一番大きなポイントは「自動添削で親の負担が軽くなる」という点です。
このメリットは本当に大きいので、絶対知っておいて欲しいです!
例えば親が添削する場合、
- 問題を解いた日に添削
- 間違っている箇所の理解と説明
- 添削したことを伝えて、見直しをさせる
といったことが必要になります。
これを継続するのは超たいへんです! 家事で忙しかったり、子どものモチベーションが低いとストレスがどんどん溜まる…。
一方、タブレット学習の自動添削では
- 解いた直後に添削+解説
- 正解率はメールで把握
- 間違えた内容は解き直し問題を用意
- 漢字の書き順チェック対応
と親の添削での苦労を全て解決してくれます。
学年が上がるにつれて問題のレベルも上がり、親の添削の苦労も同じように上がっていきます。
高学年になると自分で添削する子どもが増えますが、学習意欲の高い子どもであれば子ども自身の添削で問題ありません。
ただ勉強が苦手な子どもの場合、
間違えが多い ⇒ 解説を読む時間が多い ⇒ めんどくさい ⇒ 勉強が嫌いになる
といった悪循環が生まれやすいので、勉強が苦手な子は特に自動添削がオススメです!
自動添削は数十年前には無かった技術ですが、親の負担を軽くしてくれる時短の1つとして、ぜひ活用した方が良い大きなメリットです。
解き直し問題が用意されているのも◎
漢字練習の自動添削について詳しく知りたい方はこちら。「チャレンジタッチ【文字の判定モード】設定は「ふつう」モードがオススメ」
◎解説が分かりやすい ⇒ 基礎学力があがる!
2つ目のメリットは「解説が分かりやすい」です。
タブレットではアニメや音声を使って解説を参考にしながら、問題を解き進めることができます。
文章だけを読むより、やはり動画や音声が一緒にあった方が理解しやすいです。
勉強が苦手な子に対して何度でも丁寧に解説してくれることで、基礎学力を上げることができます。
同じ説明を何度もすると疲れるから助かる
◎学習意欲が高まる ⇒ 自発的に勉強する機会が増える
3つ目のメリットは「勉強しよう!」という気にさせてくれる仕掛けがたくさんあることです。
アニメーション豊富で楽しい雰囲気にすることで勉強感を極限まで消してます。
ゲーム感覚で楽しく勉強を始められる♪
勉強を進めていくと、今月のテキストがどのくらい進んでいるのかも専用タブレット内で見ることができます。
また「勉強が終わった分だけゲームができる」といった仕掛けもあり、中には鬼滅の刃のキャラが出てくるゲームもあります。
ご褒美があれば頑張れる点は親も子供も同じ
まだ学習習慣が付いていない子でも、学習意欲を高める仕掛けがたくさんあることで、自発的に勉強に取り組み始めることができる点はタブレットのメリットです。
タブレットの特徴おまけ:豆知識編
前項までに大きな特徴を紹介してきました。
ここからは人によっては気にする特徴をメリット、デメリット2つずつ紹介します。
△Wi-Fi環境が必要 ⇒ 最初の設定や準備が面倒
まず1つ目のデメリットは「Wi-Fi環境が必要」です。
光回線やモバイルWi-Fiといったインターネット環境を自宅で使用していない方は、専用タブレットに配信されるデータを受け取れないです。
タブレット学習するには、新規でインターネット環境を整えるしかありません。
ただ子どもを持つ方は、今後インターネット環境があると便利な場合が増えます。
例えば、
- スイッチなどのゲーム機
- 学校から配布されるタブレットの自宅利用
- スマホのデータ通信量を抑えて月額料金削減
- テレビでyoutube視聴など
といったことができるようになるので、生活の幅が広がります。
進研ゼミを始める機会に、Wi-Fi環境の整備も一緒にしてしまうのもアリだと思います。
△目に負担が掛かる ⇒ 画面にフィルムを貼ると保証対象外になるので注意!
2つ目のデメリットは「目に負担が掛かる」です。
個人差がありますが、タブレット学習はゲームやスマホ同様、目が疲れます。
専用タブレットでは「ブルーライトカット」機能もありますが、ゼロにするのはできません。
また、専用タブレットにブルーライトカットなどのフィルムを貼ると、保証対象外となるので注意が必要です。
「絶対気を付けた方が良い」という程大きなデメリットではありませんが、やはり目の負担は増える点はデメリットになります。
◎親子でメールのやりとりができる ⇒ 家族の会話が増える
次にメリット1つ目で「親子でメールできる」という点です。
子どもがタブレット学習に取り組むと、自動で親のスマホにメールが届きます。
実際のメール画像を紹介します。
送られてきたメールの中に「メッセージを送る」というボタンがあります。(赤い枠で囲った部分)
このボタンから返信すると専用タブレットで子どもが見ることができます。
簡単な文章と用意された画像しか送ることしかできませんが、やりとり自体が結構楽しいです。
外出先からもやりとりできて楽しいです
親子のコミュニケーションツールとして活用して、プチ楽しみになるのがタブレットメリットの1つです。
◎英語・プログラミング学習がしやすい ⇒ 専用タブレット1台で完結!
最後に紹介する小さなメリットは「英語・プログラミング学習が専用タブレット1台で完結する」です。
専用タブレットがあれば、追加費用なしで使える英語・プログラミング学習も簡単に勉強できます。
専用タブレットがないと、別にタブレットを用意したり、パソコンを立ち上げたりする手間が掛かります。
すぐに取り組めないとやる気が出ない……
専用タブレット1台で進研ゼミの学習が全部完結する、というのがタブレット学習のメリットです。
ちなみに、英語もプログラミングも無料の範囲を超えてもっと勉強したい!という人には有料オプション講座もありますので、検討してみてください。
もっと勉強したい!という方はこちらの記事。「進研ゼミ小学講座【有料オプション全7種類】オススメ講座紹介|2022年度版」
まとめ:保証で費用は増えるが、親の負担軽減などのメリットは大きい
<メリット>
- 親の負担軽減⇒自動添削、音声解説は神!
- 学習習慣が身につく⇒自発的に取り組む仕組み満載。
<デメリット>
- 保証費用は年3,600円⇒それでも加入がオススメ。
- 読解力がつきにくい⇒まずは学習習慣を優先。
タブレット学習は、タブレットが壊れた場合の対応として費用が増えますが、親の負担をすごく軽減できます。
他にも
- 解説が丁寧で分かりやすい
- アニメーションなどで学習意欲アップ
といったメリットもあります。
すでに学習習慣が身についている子や、勉強が得意な子にはメリットが小さく感じてしまうでしょう。
ただ、これから勉強を始める低学年の子や、勉強が苦手な高学年の子にはタブレット学習がオススメです。
僕はタブレット学習によって空いた時間でこのブログ書いています!
チャレンジタッチの先取り学習に興味のある方は、こちらの記事「【小学講座】チャレンジタッチで先取り学習!追加負担なし」も読んでみて下さい。
進研ゼミにはタブレット以外に紙教材もあります。
紙教材を詳しく知りたい方は、こちらの記事「【進研ゼミ】紙のメリットデメリット◎記憶定着|×親の負担」も読んでみて下さい。