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紙か? タブレットか?
これは進研ゼミを始める前に必ず決める必要があり、その為にはメリットデメリットを把握する必要があります。
しかし実体験を聞く機会は少なく、進研ゼミを始める前にメリットデメリットを詳しく把握することは難しいです。
この記事では
進研ゼミの紙テキスト(チャレンジオリジナル)って実際どうなの?
という方のために2年間、紙テキストを利用した実体験から、メリット・デメリットを解説します。
当記事を読めば、紙を選んで「合わなかった!」と後悔する可能性がグッと減ります。
メリットとデメリットを簡単にまとめました。
この記事の結論!
- メリット
①深い理解と記憶定着しやすい
②親が内容を把握しやすい - デメリット
①親の負担が大きい
②英語・プログラミングを勉強しない可能性が高い
それでは解説していきます。
- この記事を書いた人
- 当サイトの管理人。長男は進研ゼミを小学3年生で退会したが4年生で再開、次男はこどもちゃれんじを受講中。
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紙のメリット3選
紙のメリットは
- 深く理解できる⇒文章を読んで考える
- 記憶に定着しやすい⇒書くことで脳が活発化する
- 見たい内容をすぐに見れる⇒親も内容把握しやすい
が大きいです。
特に初めの2つ「理解」「記憶定着」がポイントです。
1つずつ解説していきます。
深く理解できる ⇒ 文章を読んで考える
個人的に一番大きいメリットと感じるのは「深く理解できる」点です。
紙では
解説を読む ⇒ 問題文を読む ⇒ 解答する
という流れなので、解説や問題の文章を読んで理解する必要があります。
実際の紙テキストで説明します。
問題1の前に「はじめは、九九の表を…」という考え方の解説を読み、その後で問題1を解く流れです。
しっかりと解説を読んで理解してから問題を解くことで、深く理解することができます。
「学校で習ったからすぐに解けるよ!」という場合でも解説を読むことをオススメします!
理解できるまで何度も読み返すことができる点が、紙の1番のメリットです。
記憶に定着しやすい ⇒ 書くことで脳が活性化する
次に解説するメリットは「記憶定着しやすい」です。
紙で勉強する場合、必ず「書く」ことになり、「書く=脳の活性化」で記憶に定着しやすくなります。
英単語を覚える場合、ただ眺めているよりも書いた方が記憶できた経験のある方も多いですよね。
「書く」ことはタブレットでは激減しますので、「書く⇒記憶定着」は紙の大きなメリットです。
記憶定着は睡眠も大事!夜遅くまでテレビはやめよう
見たい内容をすぐに見れる ⇒ 親も内容把握しやすい
3つ目のメリットは「親も内容をすぐに確認できる」です。
特に把握できると助かる内容として
- 取り組んでいる問題はどういった内容か?
- 子どもの学力はどの程度か?
の2つです。
紙であれば
テキストを取る ⇒ パラパラとめくる
で簡単に見たい内容を把握することができます。
仮に高学年の子どもが自分で丸付けすることになった場合でも、紙であれば正解率や苦手な内容は何か? という点を簡単に確認することができます。
紙のデメリット3選
次は紙の大きなデメリット3つです。
- 親の負担が大きい⇒特に丸付けが大変!
- 間違いの見直しが遅くなる⇒苦手箇所が克服しにくい
- 英語、プログラミングが活用しにくい⇒PC、タブレット用意が面倒
特に初めの「親の負担が大きい」がポイントです。
1つずつ解説していきます。
親の負担が大きい ⇒ 特に丸付けが大変!
最初に解説したいデメリットが「親の負担が大きい」です。
紙で学習する場合、
- 丸付け
- モチベーションの管理
- テキストや付録、参考雑誌の管理
といったことに親も関わる必要があります。
特に低学年の間は積極的にやる必要があるよ
丸付けでは子どもの正解率が低い場合、親のモチベーションも下がりやすく、とても苦労します。
親の時間と労力が削られるのは、紙の最大のデメリットです。
間違いの見直しが遅くなる ⇒ 苦手箇所が克服しにくい
2つ目のデメリットは「間違いをすぐ見直すことが難しい」という点です。
子どもが自分で丸付けしない場合、
子どもが問題を解く ⇒ 親に伝える or 赤ペン先生に提出 ⇒(時間が空く)⇒ 間違いを見直す
という流れになります。
問題を解いてから時間が空くことで内容を忘れてしまうことが多く、「見直す気が起きない」といったことに繋がります。
親が丸付けを忘れていた! という場合、子どもから集中砲火を浴びて親子喧嘩のきっかけにもなります。
間違いを見直すことで成績が上がっていくはずが、間違いを見直すことが難しい、という点は紙の大きなデメリットです。
勉強が苦手な子はデメリットが大きい
英語、プログラミングが活用しにくい ⇒ PC、タブレット用意が面倒
3つ目のデメリットは「英語、プログラミングが活用しにくい」です。
進研ゼミでは追加費用なしで
- 学力レベルに合った英語
- プログラミング的な考え方
を学習することができますが、紙の場合は自分のPCやタブレットが必要になります。
「PCを立ち上げてから勉強する」のは結構面倒で、結局やらない…、という結果につながります。
わざわざ立ち上げるのはめんどくさい
タブレット学習では国語や算数等のメインテキストと、英語やプログラミングを専用タブレット1台で完結できるので、この差はとても大きいです。
おまけ:メリットデメリット豆知識
前項までに主なメリット・デメリットを紹介しました。
ここからは人によっては「それ大事!!」という豆知識的な内容について紹介します。
メリット豆知識
メリット豆知識3つです。
- 学童にもっていける
- 退会後も雑誌を残すことができる
- 目に優しい
さっそく解説していきます。
学童にもっていける
紙テキストは学童保育の自主学習にも使えます。
学校の宿題+αでもう少し勉強できる教材が欲しい! という方にはちょうど良い量です。
特に夏休みや冬休みといった長期休みには大変助かります。
タブレットは持っていくことができませんが、紙テキストであれば学童保育でも使うことができます。
特に低学年の間はあれば助かる!
退会後も雑誌を残すことができる
紙を選ぶとメインテキスト以外にも
- 保護者通信
- 知的好奇心を高める雑誌1-2年生
わくわくサイエンスブック
3-4年生:わくわく発見BOOK
5-6年生:未来発見BOOK
の2つを残すことができ、こういった情報雑誌は今すぐは興味がなくても後々読む場合もあります。
子育て情報が大好物な方や、科学が好きな子どもにはずっと残すことができるのは嬉しいです。
タブレットよりも紙の方が読みやすいよ
目に優しい
やはりタブレットに比べて紙の方が目が疲れにくいです。
今の子ども達はテレビ以外にも、スマホ・PC・小型ゲーム機など目が疲れやすい環境にいます。
勉強を紙にすることで目の負担を1ミクロでも減らしたい! という方にはメリットは大きいでしょう。
僕は眼鏡が手放せず、不便を感じることも多いです
デメリット豆知識
次にデメリット豆知識3つです。
- 勉強を始めるハードルが高い
- 物が増える
- 書き順チェックはできない
それでは解説です。
勉強を始めるハードルが高い
紙テキストは「勉強しよう!」となりにくいです。
紙は「勉強感」が強く、勉強に取り組みたい!といった仕掛けもないからです。
やはり勉強よりも友達と遊んだり、ゲームやyoutubeの方が楽しく、流されやすくなります。
紙テキストは勉強に対するハードルが高く、モチベーションが低くなりやすいのはデメリットです。
親のフォローが必要になる
物が増える
紙テキストでは
- 毎月
メインテキスト
保護者通信
知的好奇心を高める雑誌 - 年数冊(学年が上がるにつれ増える)
実力診断テスト
実力アップドリル
理科や社会の雑誌
これらが全て送られてきます。
結構ボリュームあります……
全部読むのも大変ですが、どんどん処分していかないと大きな本棚が必要になります。
ミニマリスト的な生活の方はかなりストレスを感じるでしょう。
書き順チェックはできない
紙で国語を勉強する場合、書き順チェックは横で見てないと無理です。
書ければ良い! という考え方もあるので大きなデメリットとしては挙げませんでした。
ただ書き順を習うのは
- 速い
- 綺麗
- 疲れにくい
といった理由があります。
参考に実際の問題です。
「動」という字が間違ったまま書き進めていました
タブレットは書き順を自動チェックしてくれるので、紙のデメリット豆知識の1つとして挙げました。
まとめ:親の負担は大きいが、着実に力がつく
この記事では、紙テキストのメリットとデメリットを解説しました。
- メリット
①深い理解と記憶定着しやすい
②親が内容を把握しやすい - デメリット
①親の負担が大きい
②英語・プログラミングを勉強しない可能性が高い
紙テキストは親の負担は大きくなりますが、深く理解した内容をしっかりと記憶することで着実に力を付けることができます。
「親がどの程度フォローできるか?」という点を検討して、「ちょっと難しいかも…」という方は紙を選ばない方が良いです。
進研ゼミ以外でも紙テキストは親の負担が大きい
進研ゼミには紙教材以外にタブレットもあります。
タブレットを詳しく知りたい方は、こちらの記事「【チャレンジタッチ特徴5選】タブレットのメリットデメリット完全解説!」も読んでみてください。